目次

  1. 告別式と通夜の違いは?
  2. お葬式での服装は?
  3. 受付での挨拶の仕方は?
  4. 香典の渡し方は?
  5. 席位置は?
  6. 染髪・ネイルをしていても大丈夫?

1.告別式と通夜の違いは?

通夜は故人と親族が最後の夜を過ごす儀式で、告別式は故人と 縁のある人が出棺前にお別れをする儀式です。通夜は通常故人 がなくなった翌日の前夜に行われ、告別式は故人が亡くなった 翌々日に行われます。最近では家族葬が主流になるなど、葬式 が簡略化されるとともに通夜と告別式が一連の儀式として扱われるようになってきています。

2.お葬式での服装は?

お葬式での服装は通常、通夜と告別式で異なります。 通夜、告別式ではともに喪服が適切な服装です。

通夜では喪服の用意が間に合わない場合や、事前に予想・告知がされない場合 もあるため、最近では略喪服や平服で葬儀に参列することもできます。 ただし、黒基調の服を着ることを心がけましょう。 告別式では個人に哀悼の意を表し、失礼のない格好をすることが大切です。通 常は喪服を着ることが推奨されます。

また喪服の中でも未成年・成人、男女の違いにより服装が異なります。

○学生

小学生、中学生、高校生は男性女性ともに制服がある場合は制服を着用して 葬儀に参列します。制服がない場合は白黒のモノトーン基調でまとめましょう。

○成人男性

成人男性は季節問わず、一般的な喪服が基本です。ブラックフォーマル、 白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒のベルト、黒の革靴で揃えるのが喪服のマナーです。

○成人女性

成人女性の喪服はいくつかのパターンがあります。 ・アンサンブル (ワンピースとジャケットの組み合わせ ・ワンピース(ジャケットのないスタイル ・ブラックスーツ(ジャケットとスカートの組み合わせ ・パンツスーツ(ジャケットとパンツの組み合わせ)

3.受付での挨拶の仕方は?

参列者は受付で「お悔やみの言葉」を述べて挨拶をします。 「この度はご愁傷さまです。」 「心よりお悔やみ申し上げます。」 などが一般的です。お悔やみの言葉を述べる際は、 忌み言葉や故人様の死因を聞くなどは避けるようにしましょう。

4.香典の渡し方は?

受付でお悔やみの言葉を述べて挨拶をしたら、受付の方に香典をお渡しします。 香典は香典袋に入れて渡しましょう。

香典は名前を受付の人に向けて渡しましょう

5.着席位置は?

葬儀における席順は、親族と一般参列者の席がありますが、基本的には故人様との関係が深い人から順に座るのがルールです。一般的には通路を境に親族・参列者で分かれて前から順に座りましょう。一般参列者の席が満席になった場合は親族席に座りましょう。

6.染髪・ネイルをしていても大丈夫?

通夜などは突然の告知がほとんどであるため、髪色が黒ではなかったり、ネイル をしている場合があると思います。最近の葬儀では黒髪以外の髪色やネイルも容 認されています。
ただし、髪色やネイルが気になる場合は黒の帽子や手袋をするなどしましょう。

   

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